アコースティック工房Ｈｅａｖｅｎ | 日記 | よくある悩みシリーズ「演奏中にチューニングが狂う」

演奏前にきちんとチューニングしたはずなのに弾いているる間に狂ってしまう。よく耳にします。
原因はいろいろありますが、ナットの滑りが悪いことが一番の原因だと考えられます。
ナット溝が狭かったり、溝の削り角度が悪かったり、溝面が粗かったりで、チューニングした時に糸巻き側にテンションが溜まってしまうのです。
対処方法は、チューニング時に糸巻き側を指で押さえたりブリッジ側を引っ張ったりしながら、糸巻き側に溜まったテンションを逃がしながらチューニングすると良いでしょう。
それがどうしても毎回面倒だとおっしゃる方は、一度ナットをチェックしてもらって、メンテナンスしてもらってください。
ご自身で触ると音がビビったり篭ったりすることにもなりかねませんので要注意です。